1966-03-09 第51回国会 衆議院 決算委員会 第8号
○小原会計検査院説明員 ただいまお話しのございましたように、他の公庫等におきましては、融資対象物件を担保にしておる例がございます。私学振興会におかれましては、その業務の方法を定めて文部大臣の認可を受けております業務方法書というものによって仕事をいたされております。その定められました業務方法書に、契約の際に一応担保を設定する、こういったふうに定めておられまして、われわれといたしましては、国の債権、財政資金
○小原会計検査院説明員 ただいまお話しのございましたように、他の公庫等におきましては、融資対象物件を担保にしておる例がございます。私学振興会におかれましては、その業務の方法を定めて文部大臣の認可を受けております業務方法書というものによって仕事をいたされております。その定められました業務方法書に、契約の際に一応担保を設定する、こういったふうに定めておられまして、われわれといたしましては、国の債権、財政資金
○小原会計検査院説明員 文部省から出ます補助金のほろは、文部検査課のほうでやっておりまして、私、所管でございませんので、どの程度やっておるか、ちょっと存じませんが、いま申しましたものは、私学振興会から私学に貸し付けておる、法人についての検査でございます。
○小原会計検査院説明員 私学振興会の貸し付け金の検査でございますが、ただいま御指摘になりました貸し付け対象物件は現物検査をやっております。三十九年度の状況を申しますと、大体私学振興会の検査に四十日ほど費やしておりまして、現場について検討いたしましたものは、四十七校でございます。
○小原会計検査院説明員 日本専売公社、国民金融公庫外七公庫、並びに日本開発銀行、日本輸出入銀行の三十九年度決算につきましては、それぞれ決算の概要を検査報告に記述いたしておりますが、検査におきまして、特に不当と認めた事項はございません。 なお、住宅金融公庫につきましては、先ほど院長の概要説明にございましたように、中高層耐火建築物等の住宅部分の無断用途変更防止につきまして、改善の意見を表示してございます
○説明員(小原剛君) 先ほど御質問にお答えいたしましたのでございますが、三十八年度につきましては特に検査報告に不当あるいは改善意見といった形で記述したものはございませんので、したがって決算につきましては特に記述すべきものはないということでございます。検査の過程において何もなかったのかというお話でございますが、先ほど申しましたように、三十八年度分につきましては、書面あるいは口頭で打ち合わせの際に、特に
○説明員(小原剛君) お話にございましたように、NHKは国民から強制的に徴収いたします聴視料によって事業を行なっているわけでございまして、国との関係もお話のように、他の公社等とは違った、非常に自主性にまかされた姿で運営されております。したがって、私たちといたしましても、先生御指摘のように、国民から徴収された料金によって仕事が行なわれておる、いわば税金にひとしいと申しますか、ひとしいというのは言い過ぎでございますが
○説明員(小原剛君) NHKの決算につきましては、われわれ、常時検査といたしまして、協会から毎月の資産表に、投資あるいは物品の購入その他の契約の証拠書類をつけて出していただいておりまして、それを検査いたしております。それから実地検査は、三十八年度の例で申しますと、本部及び三中央放送局、それから管内の四カ所の放送局、これらを実地に検査いたしております。 検査の結果は、ただいまお話ございましたように、
○小原会計検査院説明員 実は私まだ局長にかわりまして長くありませんので、詳細のことは存じませんが、一応私も今度専売法、それから国鉄、電電の財産管理に関する規程を調べてみまして、御指摘のように財産管理あるいは処分に関する規程は、公社のものが電電、国鉄に比べまして、御指摘のような点で、と申しますのは、交換につきましても、電電及び国鉄は交換をする場合きわめてしぼっております。そのしぼり方は御承知と思いますが
○小原会計検査院説明員 運輸省所管事項につきまして簡単に御説明いたします。 検査報告に掲記いたしましたものは、報告書の八二ページ以下にございますように、いずれも港湾工事に関するものでございまして、直轄施行のもの一件、補助事業にかかるもの四件、計五件でございます。 五二九号は、伊勢湾高潮建設部において請負施工いたしました四日市港防波堤築造工事におきまして、基礎捨て石の天端の全面を本ならしすることとして
○小原会計検査院説明員 お話のございましたように、旧法時代におきましては、新法のような規定がございません。それで河川法にはございませんが、私たちの一応の考えといたしましては、河川法を受けておりまして河川管理者が河川管理のためにつくられる条例がございます。したがって河川法を受けたそういった河川管理者の管理に関する条例によって規律されるのではないかと考えております。
○小原会計検査院説明員 一般論といたしましては、貸し付け期間の定めがございますので、契約の解除の時期によりまして残存の期間の長短によりまして補償額が定められるということになっております。
○小原会計検査院説明員 普通財産につきましては、期間満了の際には補償はないと考えております。
○小原会計検査院説明員 建設省所管事項につきまして御説明いたします。 三十八年度の検査報告に掲載いたしたものは、直轄工事にかかわるもの七件、物件の処分にかかわるもの一件、補助事業にかかわるもの四十六件、計五十四件でございます。 報告書の九五ページの五四六から五五0までの五件は、地方建設局で施行いたしました道路の改良または河川の災害復旧工事におきまして監督及び検収が適正に行なわれなかったため、工事
○小原会計検査院説明員 お話しのとおりでございまして、三十六年度から三十七年度は予算上の明許繰り越し、それから三十七年度から三十八年度は事故繰り越しになっておりまして、本来からいいますと、事故繰り越しがありました三十八年度内に事業が完成しなければいけないわけでございますが、厚生省からお話しのあったような事情がございまして、現実の仕事は三十九年度にかかっておるというような一応実情のようであります。私も
○小原会計検査院説明員 いまお話がございましたように、法律にそうなっておるわけでございまして、この関係は、労災保険におきまして、労働福祉事業団法という法律に基づいて保健施設をつくる、なお、保険法の中に事業をこれにやらせるという規定があり、現実にこれを実行されているわけでございますが、それと同じ趣旨でこの法律ができたとわれわれ考えております。したがって、法律ができており、保険法にもそういう規定が法律の
○小原会計検査院説明員 厚生省所管事項につきまして御説明いたします。 検査報告に指摘いたしました事項は報告書の三五ページ以下にございますように、健康保険、厚生年金保険及び船員保険の保険料の徴収並びに保険給付の問題、それから公共団体が事業主体となって施行いたしました簡易水道事業の経理の問題、この二つでございます。 以下、簡単に申し上げますが、三五ページ二一五号は健康保険及び厚生年金保険、二一六号は
○小原会計検査院説明員 北海道開発庁につきましては、検査の結果、不当事項として検査報告に掲記したものはございません。 以上でございます。
○説明員(小原剛君) いま御指摘がございましたように、保険関係の徴収不足の事案は、もう毎年同じようなものが繰り返されておるのは事実でございます。お話のように、検査院といたしまして、こういった事案を抜本的に改めていただくというためには、労働省におけるこういった徴収の機構あるいは調査、こういったことについて徹底的な改善が望まれるところでございまして、できれば私どもといたしましても、毎年同じような不当事項
○説明員(小原剛君) 労働省所管事項につきまして、昭和三十七年度会計検査院検査報告に掲げましたものは、報告書の九〇ページ以下にございますように、労働者災害補償保険事業の運営が適切でなく保険料等の徴収不足をきたしたもの、保険給付の適正を欠いたもの、失業対策事業費補助金の経理当を得ないもの、その三つの項目でございます。以下、簡単に御説明いたします。 五五五号は、労働者災害補償保険に関する事案でございまして
○説明員(小原剛君) いまの五七一号でございますが、本件は、塗装をするにあたりまして使用するペイントの設計数量が二万三千九百八十キロでございます。これに対しまして、本院で指摘いたしました正当数量は一万五千五百七十六キロでございますが、建設省のほうで請負人の施工の実態を調査をいたされました結果、実際のペイント使用量は、一万九千五百二十四キロで、正当使用量より約四千キロほど多いわけでございますが、建設省
○説明員(小原剛君) 御説明いたします。 建設省所管につきまして検査報告に掲記いたしましたものは、報告書の九六ページ以下にございますように、直轄事業にかかわるもの六件、補助事業にかかわるもの六十一件、職員の不正行為一件、計六十八件でございます。以下それぞれにつきまして簡単に申し上げます。 五七一号と五七二号は同種の事案でございまして、橋梁の塗装工事を請け負わせるにあたりまして、塗装面積を過大に見込
○説明員(小原剛君) 運輸省所管事項につきまして、検査いたしました結果を簡単に申し上げます。 検査の結果、検査報告に掲記いたしましたものが、検査報告の八ページ以下に掲げてございますように、補助事業にかかわるもの五件、職員の不正行為にかかわるもの一件、計六件でございます。五四一から五四四は補助事業の施行にあたりまして、工事の施行が不良なもの、あるいは工事の積算が過大となったもの等がございまして、そのうち
○説明員(小原剛君) 厚生省所管事項につきまして、簡単に御説明いたします。 昭和三十七年度決算検査報告に掲記いたしましたものは、報告書の三六ページ以下にございますように、健康保険、厚生年金保険、船員保険の各種保険事業における保険料の徴収及び保険給付の問題と、公衆衛生並びに環境衛生関係の補助金の問題でございます。 まず保険の関係でございますが、保険料の徴収不足の事態を是正させましたものは、二二一番
○説明員(小原剛君) 御説明いたします。 北海道開発庁の三十七年度決算について検査いたしました結果、検査報告に掲記いたしましたものは、報告書の二十ページの番号の第一番に掲記してございますように、直轄工事の施行が不良なもの一件でございます。 本件は、札幌開発建設部で治水特別会計から支出し、請負施行いたしました千歳川筋の河川改修工事にかかわるものでございまして、コンクリートブロック張りの護岸の基礎の
○小原会計検査院説明員 簡単に御説明いたします。 労働省所管事項につきまして、三十六、三十七両年度決算検査報告に掲記いたしましたものは、労働者災害補償保険及び失業保険の各特別会計における保険料の徴収及び保険給付の問題と、失業対策事業に対する国庫補助金の経理の問題でございます。 時間の関係上計数等は省略させていただきまして、まず保険料の徴収について申し上げますと、三十六年度で指摘しました労災保険及
○小原会計検査院説明員 こちらの検査のほうといたしまして、いまお話しのようなことを承知しておらないそうでございます。
○小原会計検査院説明員 恐縮でございますが、質問の御趣旨をもう一回お願いいたします。
○小原会計検査院説明員 建設省所管事項につきまして、検査の結果、三十六、三十七両年度決算検査報告に掲記いたしました事項について、簡単に申し上げます。 三十六年度分は報告書の九十三ページ以下にございますように、直轄工事にかかわるもの二件、補助事業の国庫負担金の経理に関するもの百二十三件、災害復旧事業費の査定額を減額させたもの一件、職員の不正行為により国に損害を与えたもの一件、計百二十七件でございます
○小原会計検査院説明員 運輸省所管事項につきまして、三十六、三十七両年度の決算検査の結果、検査報告に掲記いたしました事項につきまして、簡単に御説明申し上げます。 検査報告書の、三十六年度分は七七ページ、三十七年度分は八一ページでございます。 同省の決算についての検査は、両年度とも、一般会計及び港湾整備特別会計を中心といたしまして、直轄及び補助として施行されましたものについて検査を実施いたしました
○小原会計検査院説明員 厚生省所管事項について申し上げます。 昭和三十六年度決算検査の結果、検査報告に掲記いたしましたものは、厚生保険、船員保険両特別会計における保険料の徴収及び厚生保険特別会計における保険給付の問題、また環境衛生、公衆衛生等に関する補助金の問題でございますが、以下各項目につきまして概略を御説明いたします。 厚生保険特別会計の健康保険及び厚生年金保険の保険料の徴収不足につきましては
○説明員(小原剛君) 以前にやった例はございますが、現在どの程度やっておりますか、資料を持ち合わしておりませんので、詳細お答えできかねます。
○説明員(小原剛君) 運輸省所管事項について御説明いたします。 同省の三十六年分決算についての検査は、一般会計及び港湾整備特別会計の直轄工事及び補助工事をおもに検査いたしました。その結果、検査報告に不当として掲記いたしましたものは、三件でございまして、いずれも港湾関係にかかわる補助事業でございます。 その内容は、報告書の七八ページに掲げてございますように、工事の施行が設計と相違し、目的を達していないもの
○説明員(小原剛君) 建設省で工事のため購入いたしました用地は、工事が済みまして河川敷として公共団体に引き継ぎますまでは、建設省所管の公共用財産として建設省がみずから管理することになっております。これを検査いたしますと、こういった工事用地であるにかかわらず、それが農耕地になっておったり、あるいは倉庫等に使用されておったり、事実上工事ができまして公共団体に引き継ぎ、河川敷として河川法に従って管理されるべきものが
○説明員(小原剛君) 三十六年度の検査報告におきましては、この作成の時期からして、報告を受けまして、まだ実地に終わったかどうか確認いたしておりませんが、現在におきましては確認いたしております。
○説明員(小原剛君) 建設省所管事項について御説明いたします。 建設省所管事項についての検査は、同省が直轄または補助により施行いたしました道路、河川等の改良事業及び災害復旧事業を主として実施いたしました。その結果、検査報告に掲記いたしましたものは、報告書の九三ページ以下にございまするように、直轄事業におきまして工事の施行が不良なもの二件、補助事業におきまして、公共事業に対する国庫負担金等の経理当を